行政書士は会社でいえば総務部

行政書士は会社でいえば総務部

行政書士は会社でいえば総務部

税理士は税金の相談、弁護士は裁判のときに弁護してくれる人といったぐあいに名前からどんな仕事かイメージできるものです。
しかし、行政書士は明確なイメージが浮かびにくいといえます。

ざっくりとした表現ですが、法律全般にかかわることで、他の士業(税理士や弁護士など〇〇士といわれる職業)がしてないこと全部を担当しています。
このことは法律のつくりに表れています。

行政書士法では公官署に提出する書類、権利義務または事実証明に関する書類を作成しますが、他の法律に制限されていないものという条件が付けられています。
法律自体が具体的な業務を挙げるのではなく、他の士業がしていない書類作成という大まかな枠組みだけを示しているのです。

行政書士は幅広い業務をこなせるため会社でいえば法律の分野で総務部のような役割を果たしているといえます。監督官庁も総務省です。