行政書士はコーディネーター

行政書士はコーディネーター

行政書士のシンボルマークは調和が花言葉のコスモスです。
このことから行政書士は調整役(コーディネーター)としての役割が期待されています。

インテリアコーディネーターは部屋全体のバランスを考え、家具の位置や色、照明の明るさや飾りつけなどを決定します。
そのようにして心落ち着く空間を提供していくことでしょう。

行政書士も同様です。

依頼者だけでなく関係者全員のコーディネーターとなります。

こうして関係者全員の利益のために活動します。
それで関係者が合意できず、誰かが納得していない場合はその案件にそれ以上立ち入ることはできなくなります。

法律でも禁止された行為です。(弁護士法72条) この場合は弁護士の担当となります。

弁護士は依頼者の立場にたって依頼者の正当な利益を実現して紛争を解決するために活動します。(日弁連ホームページより引用)

このように行政書士と弁護士は制度趣旨が異なります。

それで行政書士は相続等の民事法務の依頼を受けますが、全員が同意している場合に限られます。
だれかが納得していなかったり、その可能性があったりする場合は弁護士を紹介します。